
Windows 10ではサインインオプションとしてピクチャパスワードが可能だ。
これはいわゆる「パスワードをキーボードから入力するのが面倒くさい」というものぐさにはぴったりな機能で、任意の画像を用意したうえで、画像の任意部位をなぞることでパスワードを代用するもので、主にスレートPCにおけるタッチ操作では非常に有効だ。
ちなみに、マウス操作でも「ピクチャパスワード」の登録と実行は可能だが、「なぞり」にミスが出やすいため、やはりスレートPC向けといえる。
○「ピクチャパスワード」の設定

スタートメニューから「設定」を選択。設定の「アカウント」-「サインインオプション」を選択。「ピクチャパスワード」欄の「追加」(一度設定している場合には、「変更」)をタップ/クリック。

現在のパスワードを入力し、「OK」をタップ/クリック。

ピクチャパスワードの説明書きをよく読む。「画像を選ぶ」(一度設定している場合には、「別の画像を選ぶ」)タップ/クリック。

任意の画像ファイルを選択し、「開く」タップ/クリック。

画像をドラッグして位置を調整し、「この画像を使う」をタップ/クリック。

画面を任意の3ステップ(点、直線、円の自由な組み合わせ)でなぞる。この際、当たり前だが自分にとって覚えやすく、かつ他の人にはわかりにくいようにする。

「完了」をタップ/クリック。登録完了。
○「ピクチャパスワード」によるサインイン

上方向にスワイプ。もしくはクリック。

先に登録した軌跡を描く。ちなみにうまくサインインできない場合には「サインインオプション」をタップ/クリックすれば、パスワードやPINでサインインできる。

無事、サインインした。