ダグラス・アダムズの法則 (第17話)
SF作家ダグラス・アダムズいわく、人は自身が生まれたときに存在したテクノロジーは「自然の一部」、15~35歳の間にリリースされたテクノロジーは「興奮」と捉えるそうです。そして、35歳以後にリリースされたテクノロジーは「受け入れがたい」 と捉えてしまうそうです。
「Windows 7のほうが好き、使いやすい」という方は、このお話に該当しないでしょうか?
OSはアプリを動かすための単なる土台でしかないので、非常に割り切った言い方をすれば
仕事や趣味で利用するアプリさえ動作すればOSの乗り換えなど面倒ですし、新しいOSにする必要もないとう考え方もあります。
そして「乗り換える」ことによるリスクも存在します(ファイル消失やアプリの互換性等々)。
このように考えると、わざわざコストを掛けてWindows 10に乗り換える必要はないという考えはもっともな話なのですが、現実には嫌いとか使いにくいとかを超えた次元で「Windows 7のサポート期限」が迫っており、2020年1月14日以降にWindows 7を使い続けることに多くの問題があることはこの連載で述べたとおりです。
テクノロジーの世界は、進化=過去のテクノロジーの排除の部分も多くあり
(今MS-DOSやザイログのゼッパチを使っている人が存在しないように、フロッピーディスクでOS起動をしている人が存在しないように、2010年に発売された初代iPadさえも利用している人がまず存在しないように)、
デバイスも、そのデバイスに搭載されるOSも「常に新しいものに乗り換えていく」必要があるのです (つづく: Win10.jp) 。
Windows OSは「Windows XP→Windows Vista→Windows 7→Windows 8」という形でリリースされてきましたが、Windows 8は「新アプリは全画面表示操作前提(スナップはできましたが)」というウィンドウズでありながらウィンドウを捨て、各種主要操作は「マウスを画面の4隅に移動してから(チャームなど)」というイライラ&難解仕様、
そして[スタート]メニュー廃止など、救いようのない驚きのクソOSでした(この後慌ててWindows 8.1をリリースするが・・・)。
このWindows 8においては、ダグラス・アダムスの法則(第17話参照)云々ではなく、誰しもが受け入れがたいOSだったのです (つづく: Win10.jp) 。
そして「乗り換える」ことによるリスクも存在します(ファイル消失やアプリの互換性等々)。
このように考えると、わざわざコストを掛けてWindows 10に乗り換える必要はないという考えはもっともな話なのですが、現実には嫌いとか使いにくいとかを超えた次元で「Windows 7のサポート期限」が迫っており、2020年1月14日以降にWindows 7を使い続けることに多くの問題があることはこの連載で述べたとおりです。
テクノロジーの世界は、進化=過去のテクノロジーの排除の部分も多くあり
(今MS-DOSやザイログのゼッパチを使っている人が存在しないように、フロッピーディスクでOS起動をしている人が存在しないように、2010年に発売された初代iPadさえも利用している人がまず存在しないように)、
デバイスも、そのデバイスに搭載されるOSも「常に新しいものに乗り換えていく」必要があるのです (つづく: Win10.jp) 。
Windows 7はWindows 8 の失敗で引き立った (第18話)
歴代Windows OSは、不人気と言われるOSでもそれなりに存在意義(新ハードウェア対応や新テクノロジー搭載)が存在したものですが(第16話参照)、どう俯瞰で考えても「Windows 8」は失敗作と言って良いでしょう。Windows OSは「Windows XP→Windows Vista→Windows 7→Windows 8」という形でリリースされてきましたが、Windows 8は「新アプリは全画面表示操作前提(スナップはできましたが)」というウィンドウズでありながらウィンドウを捨て、各種主要操作は「マウスを画面の4隅に移動してから(チャームなど)」というイライラ&難解仕様、
そして[スタート]メニュー廃止など、救いようのない驚きのクソOSでした(この後慌ててWindows 8.1をリリースするが・・・)。
このWindows 8においては、ダグラス・アダムスの法則(第17話参照)云々ではなく、誰しもが受け入れがたいOSだったのです (つづく: Win10.jp) 。