■Windows 10 コマンドによる「設定」へのダイレクトアクセス (Windows 10上級リファレンスv2 P37 P418の内容)

最新 [全面改訂] Windows 10上級リファレンス 第2版 P37 P418の内容

■Windows 10コマンドによる「設定」へのダイレクトアクセス


・ディスプレイ

「設定」-「システム」-「ディスプレイ」
ms-settings:display

・表示スケールの詳細設定

「設定」-「システム」-「ディスプレイ」-「表示スケールの詳細設定」
ms-settings:display-advanced

・グラフィックの設定

「設定」-「システム」-「ディスプレイ」-「グラフィックの設定」
ms-settings:display-advancedgraphics

・夜間モードの設定

「設定」-「システム」-「ディスプレイ」-「夜間モードの設定」
ms-settings:nightlight

・サウンド

「設定」-「システム」-「サウンド」
ms-settings:sound

・アプリの音量とデバイスの設定

「設定」-「システム」-「サウンド」-「アプリの音量とデバイスの設定」
ms-settings:apps-volume

Win10コマンドで「システム系ツール」を起動する(デバイスマネージャー、システムのプロパティ等)

コマンドで「デバイスマネージャー」を起動する

 『デバイスマネージャー』にコマンドですばやくアクセスしたければ、
「ファイル名を指定して実行」(ショートカットキー[Windows]キー+[R]キー)から『DEVMGMT.MSC』で起動できる。
コマンドで「デバイスマネージャー」を起動する
コマンドで「デバイスマネージャー」を起動する
☆コマンド「DEVMGMT.MSC」で『デバイスマネージャー』を起動することができる。

 また、『デバイスマネージャー』をよく利用するのであればショートカットアイコン(デスクトップを右クリックして、[新規作成]-[ショートカット]と選択)を作成の上、『DEVMGMT.MSC』と登録してしまえば、以後アイコンから簡単にアクセスできる。
コマンドで「デバイスマネージャー」を起動する
コマンドで「デバイスマネージャー」を起動する

Win10コマンドで「デスクトップ(全ユーザー共用側)」を起動する

 『デスクトップ(全ユーザー共用側)』にコマンドですばやくアクセスしたければ、
「ファイル名を指定して実行」(ショートカットキー[Windows]キー+[R]キー)から『shell:Common Desktop』で起動できる。
コマンドで「デスクトップ(全ユーザー共用側)」を起動する
コマンドで「デスクトップ(全ユーザー共用側)」を起動する

アプリにおける「既定のアプリ指定(画像における画像ビューアなど)」を指定するためにコマンドで「既定のアプリの選択」を起動

アプリにおける「既定のアプリの選択」、例えばメールのメーラーや画像における画像ビューアなどを指定したければ、「設定」の「アプリ」-「既定のアプリの選択」でシステすればよい。
 『既定のアプリの選択』にコマンドですばやくアクセスしたければ、
「ファイル名を指定して実行」(ショートカットキー[Windows]キー+[R]キー)から『COMPUTERDEFAULTS.EXE』で起動できる。
コマンドで「既定のアプリの選択」を起動する
コマンドで「既定のアプリの選択」を起動する

Windows 10 でシステムの復元機能を使ってWindowsを以前の状態に復元するには

Windows Updateやアプリケーションインストール後に、Windows 10の動作が不安定になった場合は、「システムの復元」の「復元ポイント」を利用して、それ以前の状態に復元することができます。
なお、システムの復元はあくまでも対象はシステムであり、データファイルは以前の状態に復元されませんが、あらかじめ復元ポイントを作成していることが条件になります。
また、システムの復元を実行した場合、復元ポイント以後のシステム設定はキャンセルされますので、適用については十分に注意するようにしてください。

○操作方法

システムの復元機能を使ってWindowsを以前の状態に復元するには
☆コントロールパネル(アイコン表示)から「システム」を選択します。「システムの保護」を選択します。「システムのプロパティ」ダイアログが表示されたら、「システムの復元」をタップ/クリックします。

システムの復元機能を使ってWindowsを以前の状態に復元するには
☆ウィザードに従って復元ポイントを選択した上で、復元を実行します。
ウィザードに表示される項目は、システム状態によって若干異なります。「推奨される復元」が表示される場合には、内容を確認した上で問題が無ければその復元ポイントを復元するようにします。ここでは「次へ」ボタンをタップ/クリックします。


Win10 でファイルをリボン操作でコピーするには

ドラッグアンドドロップによるファイルのコピーや移動操作は複数のファイル選択等が絡むと「Ctrl」や「Shift」を押すタイミングが難しく、またドロップ先を間違えてしまう可能性もあります。
このようなドラッグアンドドロップによる不確定な操作を避けたければ、「リボン操作によるコピー」を利用します。

○コピー操作

#Windows 10でファイルをメニュー操作でコピーするには
☆エクスプローラーでコピーしたいファイルやフォルダーをあらかじめ選択しておきます。エクスプローラーから「ホーム」タブ、「整理」内、「コピー先」をタップ/クリックします。

Windows 10 電源操作系

PCの電源ボタンの役割を「なにもしない」などに変更する

PCには電源ボタンが備えられていますが、Windows起動後の電源ボタンの役割は任意に変更することができます。
なお、タブレットPCやノートPCの場合「バッテリ駆動時」「電源に接続時」の場面それぞれで、任意の電源動作を指定することができます。


☆コントロールパネルから「電源オプション」を選択します。タスクペインから「電源ボタンの動作の選択」をタップ/クリックします。

Windows 10
☆「電源ボタンを押した時の動作」から任意の電源動作を選択します。「変更の保存」ボタンをタップ/クリックします。

セキュリティ機能である「データ実行防止(DEP)」の設定をコマンドで確認する(1903)

 セキュリティ機能である「データ実行防止(DEP)」の設定を確認したい場合には 『パフォーマンスオプション(「データ実行防止」タブのみ)』にコマンドですばやくアクセスしたければ、
「ファイル名を指定して実行」(ショートカットキー[Windows]キー+[R]キー)から『SYSTEMPROPERTIESDATAEXECUTIONPREVENTION.EXE』で起動できる。
コマンドで「パフォーマンスオプション(「データ実行防止」タブのみ)」を起動する
コマンドで「パフォーマンスオプション(「データ実行防止」タブのみ)」を起動する

Win10 で現在起動中のプログラムを新規ウィンドウで開く方法

Windows 10の現在起動中のプログラムは、タスクバーにアイコンで表示されています。このプログラムをもう一つ、別ウィンドウで起動させたい場合、以下の方法で起動させることができます。
※アプリの中には、複数起動しないアプリもあります。

○現在起動中のプログラムを新規ウィンドウで開く方法

Windows 10で現在起動中のプログラムを新規ウィンドウで開く方法
☆現在起動中のプログラムをもう1つ新規ウィンドウを開きたい場合は、タスクバーのアイコンを長押しタップ/右クリックしてジャンプリストを表示します。そのプログラム名が記載されている項目をタップ/クリックします。

Windows 10 でWindows Updateで「更新プログラムを自動的にインストールする」を設定している際に、自動的な再起動を抑止するには

Windows 10 の「Windows Update」は、Windows 10 の更新プログラムを自動的に導入することができますが、システム系の更新があった場合には、自動的に「再起動」が実行されることがあります。
再起動の際にはダイアログが表示され、猶予時間が与えられますが、サーバー利用のパソコンではメッセージを確認できないまま再起動が実行されてしまうことも考えられます。
作業の中断や自動的な再起動は困るという場合には、以下の設定を適用します。

○自動更新による再起動を抑止する設定

Windows Updateで「更新プログラムを自動的にインストールする」を設定している際に、Windows 10の自動的な再起動を抑止するには
☆「ファイル名を指定して実行」に「GPEDIT.MSC」と入力して「Enter」キーを押します。「ローカルグループポリシーエディター」が起動します。

「control.exe」コマンドで「コントロールパネル」を起動する(1903)

「control.exe /name Microsoft.GettingStarted」で「コントロールパネル」を起動することができる(1903)。

Windowsコマンド

Windows 10 デスクトップ表示系

デスクトップの文字などを大きく見やすくするために拡大率を変更する

Windows 10 デスクトップオブジェクトはすべてベジェで構成されるため、設定からデスクトップの拡大/縮小を行っても各オブジェクトも均等かつきれいに拡大/縮小できます。
デスクトップの拡大率を任意に指定して拡大したい場合には、以下の設定を適用します。

○設定手順

Windows 10 のデスクトップオブジェクトはベジェ構成なので拡大縮小がきれい
☆スタート画面から「設定」を選択します。「システム」-「ディスプレイ」を選択し、「拡大縮小とレイアウト」欄の「表示スケールの詳細設定」をタップ/クリックします。


デスクトップの文字サイズを変更して見やすくするには
☆「カスタムスケーリング」欄で任意の割合を入力します。「適用」ボタンをタップ/クリックします。

デスクトップの文字サイズを変更して見やすくするには
☆「今すぐサインアウトする」をタップ/クリックします。

デスクトップの文字サイズを変更して見やすくするには
☆任意の拡大率が反映されます。

Win10コマンドで「テーマ」(設定)を起動する(1809)

「ms-settings:themes」で『「個人用設定」-「テーマ」』を起動することができる(1809)。

Windowsコマンド

セーフモード起動をデスクトップから指定するには

「セーフモード」の通常の起動方法は、キー入力のタイミングが難しく、うまく起動できない場合があります。
Windows 10 のデスクトップ上で、次回の起動モードを指定した上で、セーフモードを起動したい場合には、以下の設定に従います。
なお、以下の設定を適用すると常にセーフモードで起動します(通常モードで起動しなく)。
セーフモードの起動解除を行うには、下記と同様の手順で「セーフブート」のチェックを外すようにします。

○設定方法

セーフモード起動をデスクトップから指定するには
☆「ファイル名を指定して実行」で「MSCONFIG」と入力して「Enter」キーを押します「システム構成」が起動します。

Win10コマンドで「プログラムファイル格納場所(C:\Program Files)」を起動する

 『プログラムファイル格納場所(C:\Program Files)』にコマンドですばやくアクセスしたければ、
「ファイル名を指定して実行」(ショートカットキー[Windows]キー+[R]キー)から『shell:ProgramFiles』で起動できる。
コマンドで「プログラムファイル格納場所(C:\Program Files)」を起動する
コマンドで「プログラムファイル格納場所(C:\Program Files)」を起動する
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